Over the seasons Keiko Nishiyama has allowed us to live an experience which is out of the ordinary. So far she has thrilled us through the upper atmosphere of the earth and today she invites us to discover the depths of the ocean with her Spring- Summer Collection 2015 called 'Aquarium'. Keiko's poetic world continues to impress, exploring the boundaries of the natural world.
巨大な水槽に観賞用の海水魚たちが集められた水族館をテーマに、ブルーを基調としたコレクションを展開しています。ヨーロッパでは『驚異の部屋: キャビネットオブキュリオーシティ』の延長に、アクアリウム(水族館)も組み込まれていった。蓋に囲われた中に珊瑚やヒトデが飾られ珍妙な貝や深海魚や生物を敷き詰めています。それは魅了されるほど綺麗だが、奇妙で悲壮感を漂わせます。エドガーアランポーの人魚との悲恋を唄った詩を思い起こさせ、海の中を色鮮やかな魚たちが泳ぎ回っているようです。 鱗を思わせるラフィア素材を使ったジャケットとパンツは、黒と白をベースにした魚と貝の大胆なプリントを施しています。軽やかなブルー調のコットンのシャツやシャツドレスは貝や海を思い起こさせるような、 湾曲した襟やカフスで特徴付けられています。独特なカーブを描いたラグランスリーブを施したドレスは海底の中を思い起こさせます。